日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

抗がん剤の副作用で、唾液でず、血液も造れない

現代医学にもみくちゃにされ、自然治癒力重視に変えた 朝日新聞(94-01-05)から引用

1995年、世界のがん研究をリードしてきた米国で、OTA(米国技術評価局)は「がん撲滅のための公聴会」を開き、がん治療の現状を詳しく分析し、「進行したがんの場合、手術、抗がん剤、放射線などの現代治療は、命を延ばす効果は期待できない」との、事実上の敗北宣言ともいえる内容を議会に報告しました。
この項では、「大学病院といえども、がん治療の困難さを物語る」記事を掲載しました。

治療と副作用が交互に、限りない闘病の日々の結果にたどりついた結論

朝日新聞より 7兆円の薬剤費をどう減らす

大串明さん(48)は唾液が余り出ない。しばらく話すと口を開けて、缶入りの人工唾液をスプレーする。ヘモグロビンと白血球は健康人の3分の1、血小板は半分。慢性的な貧血状態で、手足が痺れる。
いずれも、がんの最先端治療の後遺症だ。がんの第4期(最も進行した状態)である。
正確には「悪性リンパ腫ホジキン病」という。2年近く、治療を受けた揚げ句、大学病院から「治療続行不能」と言われた。

私は今、がんを克服できる確信があります。
大串さんは、妻と大学生の娘、小学生の息子の3人とともに、自宅で正月を迎えた。現在入院している埼玉県川越市の帯津三敬病院から年末・年始の一週間だけ帰宅が許されたのだった。治療は休めない。中心は郭林新気功といって、がん患者向けに中国で開発された気功である。
「私は今、がんを克服できるという確信があります」と大串さんは自信に満ちた表情で言い諾い切った。「私のがんは、5年生存率が2割くらいなんです。
現代医学にもみくちゃにされてる人に比べたら、可能性は高いと思えますね」
ホリスティツク医学が徐々に効果を発揮
帯津三敬病院は、ホリスティツク医学を掲げている。人間を肉体、精神、霊性などからなる全体的なものととらえ、自然治癒力を重視し、西洋医学と東洋医学に、これまでばらばらだった民間医療を統合しょうとする医学だ。
朝、昼、晩に気功をし、ビタミンC投与、丸山ワクチン、イメージ療法、薬浴などの治療をうける。
午後はほとんどベッドで横になっていたのが、昨年12月からは起きていられるようになった。

2カ所の大学病院で、治療の副作用で身体がガタガタに

第1番目の大学病院:腹部リンパ腫の放射線&抗がん剤治療の結果、肺炎に罹患した
大串さんが夜、寝るときに背中に痛みを感じたのは3年前の秋だった。大学病院での検査で、左腹部に直径8㌢のリンパ腫が見つかり、即入院。「良性」と言われたが、放射線治療を始めたので、医師を問い詰めるめ、がんと分かった。第3期だった。
放射線治療は腹部へ35回ほど受けた。その後、抗がん剤の投与へ。2回目の投与後、薬害で肺炎を起こした。
抗がん剤を投与すると、白血球が減る。落ちた免疫力を高めるため、白血球を増やす薬を使って、また抗がん剤を投与。
だが、リンパ腫は大きくなっていた。胸にも腫瘍が見つかり、今度は胸部に30回ほどの放射線治療を行った。
突然、退院を言い渡された。画像の上で腫瘍が消えているから、という説明だった。
第2番目の大学病院:同様の治療、さらに腫瘍の転移が見つかる
昨年4月、左首筋にしこりがあるのに気づき、別の大学病院にかけ込んだ。肩から首にかけて放射線治療を約30回。唾液が出なくなり、味覚がなくなった。
後頭部の髪も抜け落ちた。肺と肝臓にリンパ腫の転移が見つかった。
第4期に移っていた。放射線はすでに限界量まで浴びたので使えない。残るは抗がん剤の投与だが、1回目の投与の後、赤血球や白血球が減り、増えなくなった。
放射線の影響で、骨髄が血液を造れなくなってしまったのだ。
現在の医療では、万策が尽きた。医師から、「しばらく様子をみましょう」と言われ、退院した。がんと治療の後遺症でボロボロになった身体だけが残った。
病院で、大串さんは死に関する本を読みあさった。四六時中、頭から「死」が離れなかった。だが、「どうせ死ぬのなら」と思った時期から、余裕のようなものがでてきた。(中略)
死の恐怖は全く消えたわけではない。しかし、大串さんが現代医療に戻ることはない。

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