日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

各論:腎臓疾患(腎炎)と活性酸素

老化による腎臓機能の低下により、薬の副作用が問題となる
腎臓は血液中の不必要物を濾過し、尿として排泄する臓器ですが、この濾過機能は、加齢(50歳以降でその傾向)により低下します。
薬剤を長期間服用している老人では、濾過機能の低下のため、血液中の薬剤の濃度が上昇し、一般成人では副作用が出るはずがない量の薬でさえ副作用を発生します(「サイエンスQ-薬の適量がわからない」(NHK第1放送:88-06-22)より )。
老化や疾患に問わず、腎臓機能の衰えると、体内活動における排泄物が、完全に排泄されないことは、病気につながります。
「腎臓機能の低下と活性酸素」
丹羽靭負(耕三)博士は、「腎臓には活性酸素や過酸化脂質の値が高く、SODを投与すると腎臓機能が回復する」として、「腎炎の患者に有効で、SOD様作用食品の摂取で、透析をせずに助かっている」として、活性酸素の増加が、腎機能の低下の一因子としています。
皆川信子・新潟薬科大学講師も、活性酸素がかかわる疾患の中で、泌尿器系疾患として、糸球体腎炎、薬物性腎障害をあげています(ファルマシア(Vo1.29 No.9))。
※参考:腎臓手術などでSODを必要とする例:手術などで、活性酸素が大量に発生する(資料2および活性酸素の発生要因 )ことは知られるようになってきました。
「活性酸素の腎臓機能低下に及ぼす影響」についての推測
編者の不勉強のため、標題の「活性酸素の腎臓機能低下に及ぼす影響」についての資料は、ほとんど集積されていません。
そこで、標題についての推測をすることはできませんが、敢えて、叱責を覚悟の上で、「腎臓での活性酸素や過酸化脂質の値が高いことは、腎臓に身体の排泄物が集中するため、白血球中の好中球が排泄物を異物と見なし、活性酸素を産生する?」と仮定して、推測すれば下記のようです。
  • 腎臓は、元来活性酸素や過酸化脂質が多い:腎臓中の不要物が好中球を刺激して活性酸素を発生するため?→ 活性酸素や過酸化脂質の除去のため、酵素SODが必要
  • 体内の酵素SODの不足:遺伝因子や体質による
  • 腎臓機能の低下
  • 血液中の不要物の増加で、ときに透析に至る
資料
腎臓機能とSOD様作用食品(丹羽靭負(耕三)土佐清水病院院長)
著書の中で「SOD様作用食品が、腎炎に高い有効率を示し、透析寸前の患者さんもたくさん透析をせずに救っている」ことから、「活性酸素や過酸化脂質の体内での上昇が、腎炎・肝炎を悪化させる原凶の(全てでなくても)一部であることは確実」としています。
ウーロン茶に腎臓機能改善効果がある(陳玲・中国福県省中医薬研究院教授)
「西洋医学でいう腎臓」と「漢方医学でいう腎臓系」の概念はいささか異なりますが、腎臓やひ臓が虚弱な人がウーロン茶を継続飲用すると、「ウーロン茶の成分のポリフェノールがSODの機能を高め、活性酸素を退治する」とする実験結果を発表しています。腎臓機能の改善とは直接的な関係はないかもしれませんが、「活性酸素を除去する」ことや「腎臓という言葉」から、掲載しました。
「胃潰瘍」や「胃炎」の予防
腎臓疾患あるいは加齢による腎機能の低下に、加齢に伴い減少する酵素SODの不足を補うことも一方法です。SOD様作用食品は、腎機能の低下に関連すると思われる、活性酸素や過酸化脂質を除去します。

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